プレアデス星団をモザイク合成で撮影!『Unistellar社のeVscopeで天体観測』~星の庶民様の天体観測記~(2021.12.3)
eVscopeについて
天文ファンの間で近頃話題に挙げられている、Unistellar社の『eVscope』。クラウドファンディングで従来の望遠鏡より100倍パワフルを謳い文句に、登場してから瞬く間に有名になりました。
この記事の読者はeVscopeが何者なのかは既にご存知だと思いますので、製品の紹介は割愛いたします。知りたい人は↓からどうぞ。
ちなみにeVscopeの注文、開梱、組み立て等の記録はこちら!ご参考までに^^
〇総合ギャラリー(eVscope)はこちら
観測環境
プレアデス星団を一枚の写真に収めたい
今回はかの有名なプレアデス星団(M45)にチャレンジしました。視直径は満月の3個分と言われており、月一つ分でギリギリのeVscopeでは一度の撮影で一部分しか捉えられません。そこで、モザイク合成という手法を用いて一枚の写真にしたいと思います。
モザイク合成のやり方は↓をご参考までに。
プレアデス星団(すばる) /Pleiadesを観てみた
プレアデス星団(プレアデスせいだん、Pleiades )、またはプレヤデス星団は、おうし座の散開星団である。メシエカタログでの名称はM45。和名はすばる。ac
冬を中心に秋から春先にかけて観測できる。肉眼でも輝く5–7個の星の集まりを見ることができ、双眼鏡で観測すると数十個の青白い星が集まっているのが見える。比較的近距離にある散開星団であるため狭い範囲に小さな星が密集した特異な景観を呈しており、このため昔から多くの記録に登場し、各民族で星座神話が作られてきた。引用元:ウィキペディア
プレアデス星団はおうし座に位置しています。※下図の赤丸の位置。
まずは何も考えずに導入した画像です。エンハンストビジョンをかけて3分露光しました。やはりプレアデスの青色はなかなか容易には写ってくれませんね。。。
あと光軸がずれてる・・・。次回調整します(;^_^A
これだとプレアデス星団の一部しか写っていないので、少しずつずらしながら6枚撮影(縦2×横3)し、それをモザイク合成します。
私は手動で適当にずらして撮影していったのですが、本当はちゃんとしたやり方があるのかも・・・。知っている方がいましたらご教示ください!
ノイズが結構のっていたので、一枚一枚まずは調整したのちにモザイク合成しました。継ぎ目もばらばらだし、なにより画像が足りておらず、欠けてしまったのが痛いですが、ひとまず一枚の写真にすることができました。
なにはともあれ、初めてプレアデス星団を写真に収めることができたのでとても嬉しいです!次は青い星雲までもっときれいにあぶりだせるよう頑張ります!
おわりに
今日はここまで!まだまだ見たい天体がたくさんあるので、楽しみです^^/
ここまで読んでいただきありがとうございました(^^♪
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筆者:星の庶民様